沖縄本島の北部、大宜味村という大自然に囲まれたのどかな村に窯を構える田村窯。
田村将敏さん・麻衣子さんご夫妻は、「やちむんの里」で知られる
読谷村の北窯での6年の修行を経て2010年に独立しました。
大阪出身の田村将敏さんは、アパレルショップに勤務していた時に沖縄の焼き物に出会い、
その魅力に引き込まれ沖縄へ移住、北窯の門を叩いたそうです。
伝統の中に生まれる新たな感覚
「伝統的な釉薬を使って新しい物づくりをしたい」と将敏さん。
二人が手掛ける器は、沖縄の伝統的なものですが、
その絵付けはとても爽やかで新鮮に映ります。
丁寧な器づくりを
オーソドックスな形の器ながら、あたたかみのある雰囲気を持ち、使う人をホッとさせてくれる。
そんな器からは作り手の丁寧な仕事がうかがえます。
作陶に用いる土は、田村さん自ら山に入り取りに行くこともあるのだとか。
工房の前には大きな登り窯を建設中。現在は灯油窯を用いていますが、
登り窯完成後は、より大らかな器づくりにチャレンジしたいと話します。
家族の笑顔と共に育む健やかな器
自宅と工房が併設されており遠くには海が見える。
そんな豊かな大自然と共に生活しながら作陶を行う田村さんご夫妻。
大らかでゆったりとした空気の中で生まれる器は
使う人の毎日に寄り添い、
健やかな暮らしを共に歩む大切なものとなるでしょう。
本日よりクラリネにて販売スタート
田村窯/5寸皿 ¥1,944
田村窯/7寸皿 ¥3,996
日常使いしたい素敵な田村窯の器が本日3月18日よりクラリネで販売スタート。
数量限定でのご用意となります、お見逃しなく!
写真:島袋 常秀